<2024.11.21寄稿者 ふんふん武丸>
賃貸物件を管理する仕事をしていたときのこと。あるとき、「○○号室から何か変な臭いがしているので確認してほしい」という通報があった。どんな種類の臭いかを尋ねると、「よくわからない」との返答。部屋の借主にまずは連絡してみたが電話に出ないので、おそるおそる現地に駆け付けた。ひとまず該当する部屋番号の郵便受けを見てみると、大量のチラシと郵便物がぎゅうぎゅうに詰め込まれている。ただならぬ気配を感じつつ部屋の前まで行くと、確かに「変な臭い」がしており、インターホンでの応答もなかった。
<2024.9.13 寄稿者 ふんふん武丸>
普段はあまりテレビを見ない私だが、先日、面白い番組を見つけた。お笑いタレントが訳アリとされる物件を事前情報なく内見していき、どんな瑕疵がひそんでいるのか、推理して当てていくというものだった。内見には事故物件サイトでおなじみの大島てる氏も同行し、瑕疵を見抜くポイントなどを教えてくれる。まずは、訳アリと言われるものには4種類あるという話から入っていった。
<2024.9.9 寄稿者 たぬきち>
R・サヴィアーノ著/大久保昭男訳『死都ゴモラ』(河出文庫[原書は2006年])の冒頭は、次のようなショッキングなシーンで始まる。
<2024.11.5 寄稿者 たぬきち>
2024年8月、米探査チームが、長年の努力の末、ついにフランス船「リヨネ」号の残骸を発見した。
イギリスの豪華客船「タイタニック」号ほど知られておらず、かつ、「タイタニック」のように原型をとどめていない。
だが、「リヨネ」も、決して無名の存在ではなかった。