思うところ226.「都バスでサーフィン?」

思うところ226.「都バスでサーフィン?」

<2026.9.1記>
当社のリノベーション(中古マンションの再生再販)物件を売買した時(随分昔)の話である。その部屋をお買い上げ頂いたご婦人(当時60歳代、以下「Aさん」)の購入動機は母上(当時90歳代、以下「Bさん」)の「自由気ままな独り暮らしをしてみたい!」という気持ちに応えたやや型破りながら親孝行の為の崇高なる志であり、「(高齢がネックで)誰も家を貸してくれないなら買っちゃえば良いんだ!」という富裕層ならではの大胆な発想だった。その頃、大正生まれのBさんはご高齢にも拘らず元気を持て余していた。特に頭の回転に関しては何ら衰えが感じられない人。そうは言ってもBさんのことが心配で気が気でないAさんは毎日様子見に通う腹積りだったから世間一般の独り暮らしのイメージとは大きく異なる。自立心旺盛なBさんは実の娘と謂えども程良い距離を保ちたかったのではないかと思う。