<2023.1.13寄稿> 寄稿者 カッパ
犬も歩けばなんとやら、本当に当たりました。
ほんの一つぶバラの花を紅茶に咲かせたいと探していました。
日本橋高島屋新館中国茶専門店RIMTAEで見つけました。
楊貴妃も愛した高貴な香り バラ、それだけでお茶になります。
ショップ内には様々な中国茶に工芸茶、茶器、お菓子、どれも可愛い!
見ているだけで楽しくなります。
つい工芸茶にガラスの茶器とガラスのウォーマーも買ってしまいました。
ガラスの茶器に工芸茶を入れお湯を注ぐとみるみるふわーっと花が開きます。
その様子にお客様の驚く笑顔が浮かびます。
別府に戻るのが楽しみです。
前々回出のマーキーさんの東京個展開催の件、昨年あれから画廊を数軒訪ねました。
日本橋室町のアートモールオーナーが快諾してくださったのです。
別府での個展の写真と私の革ジャンの絵を見て、作家さんは芸大を出ていませんね。
自由でとらわれるところがない、素晴らしい!
実物を見せてください。3~4月に開催時期があると。
喜んで連絡しましたが、芳しい返事ではありませんでした。
マーキーさんは、大分を出たことがないので東京進出したいけど知己がない、
誰も来てくれなかったらと、心配ばかり。
一番のネックは、個展会場一週間のレンタル料に交通滞在費。
よく聞くと、生活はできているけど一か月先の仕事は未定、
毎月何とか仕事が入って生活している状態とか。
あんなに明るくて人つきあいも良くて、ゆったり仕事をしているように見えたのに。
芸術だけで食べていくのは大変なことなのだと、再認識しました。
何とかしなくては!
画廊オーナーには時期尚早でしたとお断わりしました。
実物の絵三枚を預かってきましたのでお見せしました。
とても高評価で、描き続けて下さい、待っていますと言って頂きました。
齋藤社長にも絵をお見せしました。
ジャンパーの絵とはまた趣が違う三枚の絵、ジャンルも違うのにと、驚いて下さいました。
せっかくのチャンス、個展開催費用などがネックなら、
オフィスランディクの事務所内に、お値段付きで展示したらどうですか?
と、暖かい提案を頂きました。それが実現するのです。
たった三枚ですが、皆さまどうぞご来店されてご覧になって下さい。
マーキーさんの絵は地の底から湧き出る別府温泉の力なのか、エネルギー熱量が違います。
あなたにもきっとそれを感じて頂けるでしょう。
ジャンルを選ばぬ絵の数々、全部お見せしたい!
いつか必ず彼女の個展を実現させます!
東京への第一歩になればと機会を与えて下さった齋藤社長に感謝致します。
さて別府へ戻ります。
今年も素敵な人たちに出会えますように。