【寄稿№68】私の大発見、その後! | 東京駅・茅場町・八丁堀の賃貸事務所・賃貸オフィスのことならオフィスランディック株式会社

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    <2024.8.19寄稿 Koala>寄稿者 Koala
    読者コラム欄への投稿は2本目となるKoalaです。この前は思い切ってコラムを投稿してみたら商品券は貰えるし、齋藤社長のコラム欄で私が相続した土地の問題点を丁寧に解説して貰って良いことづくめでした。今回はもう一度、商品券をゲットしたく(笑)、問題の土地のその後のエトセトラを書かせて頂きます。
     問題の土地とは初投稿のコラムで書いた実家の旗竿地のことです。今のところはその土地を売る気など全く無いのですが将来に備えて測量(境界を整備)したんです。誰だって揉め事は嫌いだし、境界がハッキリしない土地なんて買ってくれる人がいないんじゃないかな?と思ったのです。私だって食べ物を買うときは正味単価を重視します。それと同じだと思うんですよね。
     依頼した測量士(土地家屋調査士)さんのアドバイスもあって、まずは隣接する所有者の皆さんに菓子折を持参して挨拶廻りをしました。確かに知らない測量士さんが「今日から測量します!」って突然訪ねてきたら驚きますよね。私が逆の立場でも同じだからそれはとても納得できました。でも、私がお金を出して境界標を整備してあげるのになぜこんなに頭を下げて回らねばならないのか正直なところ少し疑問も感じてしまいました。境界を整備しておくことはお互いの得だと思うからです。私なら(しめしめタダでやって貰える!)ありがとう♡って感謝します。
     測量士さんの話では険悪な隣人関係だと意地悪で境界立会印を押してくれない人もいるそうです。そう言う意味では両親がご近所の誰とでも仲良くしてくれていたお陰でとても助かりました。但し、隣接する土地は8区画、道路境界も確定させておいた方が良いとのことだったので道路向かいの1区画も加えると9区画と道路を管理する行政の担当者の立会いが必要になるとのことでした。私が区画という言い方をしたのは所有者が何人か分からないからです。隣地の内2区画(世帯)が随分昔から相続登記を済ませていないそうなんです。仕方なく所有者が不明の区画は測量士さんが法定相続人を調べてその代表者に立ち会って貰いました。
     残念なことに最近隣地に新築された一戸建の境界標は引き抜かれたまま無造作に放置されていました。測量士さんの見解では隣地の人が目隠しフェンスを新設した際に工事を請負った土建屋さんが引き抜いて放置したのだろうとのことでした。(珍しいことではないそうです。)私には境界標が動いたり抜かれたりするものという認識が全く無かったのでもうびっくりでした。驚くと同時に「(境界標が動いたり抜かれたりするのなら、)やっぱり境界立会い印のある実測図を作っておかなくては!」と決意を新たにしました。そんな気持ちもあって「境界標復旧費用は私の負担で構いません!」と勢いで言っちゃったものの後悔はしていません。だって、隣人が土建屋さんに責任を追及して費用負担をさせるなんて気の遠くなる交渉結果を待てないと思ったんです。
     そんなこともあって思いの外に費用と時間が掛かりましたが出来上がった実測図をまじまじと眺めて感無量でした。こんな大変なことなら今やっといて本当に良かったと思います。これって将来起こる事件を未然に防いでいますよね。齋藤社長の仰る“ファインプレー”と考えても良いんですよね!


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