<2022.5.13記>
これまで本コラム欄は一貫して不動産に関する「思うところ」を書いてきた。しかしながら今回は少し違う。単なる「お願い事項」と思われても仕方ない。よって、今回の記事には№を付すことなく号外の扱いとしたい。その「お願い事項」とは次の通りである。
読者の皆様にも本コラム欄に投稿して貰えると嬉しい。コラム(囲み記事)に限らず、ブログ(日記)、「随筆(エッセイ)」、「ポエム(詩的文章)」、「ツイート(つぶやき)」、紀行(旅行記・見聞録)等々「文章」ならどんな文体・形式でも構わない。不動産会社のコラム欄であるから、できれば不動産に関することだと嬉しいのだが不動産に無関係であっても当社営業エリア関連(東京都中央区周辺・東京メトロ東西線&日比谷線沿線)や時事ネタ(今なら「物価高騰」や「某国の理不尽」等々)も大歓迎である。また、私のコラムに対する感想や批評でも良いと思う。但し、誹謗中傷やコンプライアンスに抵触する有害なものは困る。だから建前上は全て掲載するとまでは確約できない。反面、投稿者が何らかの事情で掲載中止を希望する時には直ちに削除することを固くお約束する。
投稿者名は実名でも匿名でも面白ペンネームでも本人の意向に従う。同業者Aでも中央区在住Bでも茅場町飲食店C代表でも良いのである。勿論、守秘義務は順守する。尚、原稿枠(文字数)にも定めは無い。ブログ形式の文章に写真を添えて「築地の○○に行ってきた!旨かったぁ~。」といった短いものもでも良いし、私がWordで書くコラム原稿枠(文字級数:10.5ポイントにてA4サイズ=文字数1,500~1,800程度)を大幅に超えるような長文・長編でも構わない。WordかExcelで作成した元データを送信して貰えば転記(入力)し易いのだが、手書きによる投稿でも当社スタッフがWordで書き起こすので問題無い。ご要望とあらば画像として掲載することも可能である。達筆であろうと無かろうと直筆の文字そのものには個性だけでなく思いを伝える力が備わっていると思う。
以上のような内容で多方面に執筆を打診してみたのだがあまり良い返事はない。やむなく本コラム欄を用いて広く投稿を呼び掛ける次第である。とは言え、過度な期待をすべきでないことは承知している。投稿する側にメリットが見出せないと思うからである。せめても当社ホームページに掲載された暁には謝礼として商品券(VISA、又はJCBギフト券)1万円分を贈呈するつもりではあるが執筆の動機付けになる程の魅力は無いだろう。だが、謝礼は敢えて「気持ち程度」に抑えた。相応の対価を得なければ書かない人はプロの文筆家である。有料記事を配信する会社から時折その手の売り込みがあるが私はその様な忖度の塊のような記事を欲してはいない。本音や真実、時に批判であってもありのままを大切にしたいからこその少額(寸志)なのである。勿論、耳痛くとも貴重なご意見であれば耳傾け耳順う覚悟を持っている。対照的に思わず吹き出してしまうエピソードや微笑ましい話題も有り難い。きっと堅苦しいと思われがちな本コラム欄の「華」となるだろう。
余談であるが、多くの不動産会社のホームページに契約者から寄せられた(とする)感謝やお褒めの言葉が掲載されている。それが賞賛一辺倒の紹介文なら疑いの目をもって読んだ方が良いと思う。どんなに一所懸命やっていても失敗もあれば誤解されることもあるはずだ。契約者が100%満足して自発的に手紙を書いてくれるのは何とも不自然である。美辞麗句の書き込みこそ作為的なものを疑うべきではないだろうか。今や人工知能(AI)がブログや小説を書いてしまう時代である。いくつかのキーワードを指示すれば映画の脚本までも自動作成してしまうと言う。
哲学者でもある天才数学者パスカル(17世紀に活躍したフランスの偉人)は「人間は考える葦」だと言った。せっかく考えたなら書き残しといた方が良いし、せっかく書いたなら惜しみなく披露してはどうだろう。独り善がりの本コラム欄に新風が吹き込まれることを願ってやまない。
このコラム欄の筆者
齋藤 裕 (昭和39年9月生まれ 静岡県出身)
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